創業融資に影響があるのは、資本金ではなく自己資金の額
厳密にいえば、資本金の金額は創業融資審査に関係がありません。
融資審査において重要なのは、自己資金の金額です。
自己資金とは、
「事業のために使う資金のうち、返済の必要のないもの」
をいいます。
つまり、設立直後の法人は、資本金=現預金であるため、資本金≒自己資金となります。
その意味では、資本金が少ない(≒自己資金が少ない)ほど、融資は受けづらく、資本金が多い(≒自己資金が多い)ほど、融資を受けやすいといえます。