保証協会団信とは

保証協会団信とは

代表者保証を付けて受けた融資につき、会社が返済不能に陥ると、代表者が会社に代わって返済を行わなければなりません。

また、この場合において、代表者に不測の事態が生ずれば、相続放棄をしない限り、相続人となる家族が、代表者の残した財産で返済を行わなければなりません。

保証協会団信は、こうした代表者の家族の負担を軽減するため、信用保証協会付融資を受けた会社の代表者が、その完済までに死亡や所定の高度障害等の不測の事態に陥った場合に、全国信用保証協会連合会が、生命保険会社から受け取る保険金をもとに、返済を行ってくれる制度です。

保証協会団信の仕組み

また、保証協会団信には、

①手続きが簡単
②一般の生命保険より安価
③法人の損金となる

という長所があります。

保証協会団信への加入・非加入が、信用保証承諾に影響を与えることはありませんが、万が一のリスクに備え、加入を検討されてはいかがでしょうか。

なお、保証協会団信と類似する制度として、公庫団信があります。

公庫団信については、「公庫団信とは」をご参照ください。

①手続きが簡単

信用保証協会付融資の申し込みに際し、

  • 団体信用生命保険による債務弁済委託契約申込書
  • 「保証協会団信」申込書兼告知書

を提出するだけで手続きが完了します。

なお、申込み融資金額が5000万円を超える場合には、上記に加えて代表者の健康診断結果証明書が必要となります。

②一般の生命保険より安価

保証協会団信の掛金(特約料といいます。)の支払いは、年一回、口座振替により行われるため、手間が掛かりません。

また、その金額も、一般の生命保険料よりも安価となっています。

下記が、元金均等返済、据置期間なしで1000万円を借り入れた場合の特約料の目安です。

保証協会団信の特約料

③法人の損金となる

会社が全国信用保証協会連合会に支払う特約料は、支払った日の属する事業年度の損金となります。

また、全国信用保証協会連合会が債務弁済をした金額は、弁済をした日の属する事業年度の益金となります。

ポイント

・信用保証協会付融資を受ける場合には、代表者の不測の事態に備えるために、保証協会団信への加入を検討する。

・保証協会団信には、「手続きが簡単」、「一般の生命保険より安価」、「法人の損金となる」という長所がある。

・保証協会団信は、任意加入であり、その加入・非加入が、信用保証承諾に影響を与えることはない。