銀行融資の資金使途 概要

銀行に融資を申し込む際には、融資を受けた資金を何に使うのか、すなわち資金使途を明らかにする必要があります

 

融資は、融資の申し込みを受けて面談を行った銀行の担当者が稟議書を作成し、これを審査係や副支店長等が回覧、最終的に支店長、場合によっては本部部長、取締役・頭取が決裁して実行されますが、この稟議書の記載事項に、資金使途が含まれているのです。

 

これは、融資をした会社が資金を適切に投下し、収益性を向上させ、成長した結果として生ずる利益が、貸出金の返済原資となるためです。

 

つまり、銀行は、融資先の収益性、成長性等に資することのない使途に対しては、融資を行いません

 

したがって、融資を受けたい会社にとっては、融資を受けた資金を何に使い、そしてこれによりいかに自社が収益を稼得し、成長できるのかを担当者に伝えることが融資を受けるための戦略となるのです。

 

なお、銀行は、会社から申告を受けた資金使途に資金が投下されることを前提に融資を行うこととなりますので、融資を受けた資金を他の目的に投下すること(資金使途違反といいます。)は厳禁です。

 

また、資金使途違反は信用保証協会の保証免責事由に含まれているため、もし、信用保証協会保証付融資(マル保融資といいます。)につき資金使途違反を犯すと、その保証は取り消しとなり、場合によっては、今後も保証を受けられなくなってしまいます。

融資を受けた資金は、必ず申告した資金使途に投下するようにしましょう