銀行融資の資金使途② つなぎ資金

つなぎ資金とは

つなぎ資金とは、目の前に何らかの入金が見込まれながら、それまでの資金繰りのために必要となる資金をいいます。

たとえば、資金繰りに詰まって固定資産を売却を行っても、売買契約から実際に売却代金の入金までに時間がかかることがあります。

この代金入金までの資金繰りのために必要な資金がつなぎ資金です。

返済原資が明らか(〇月に入金予定の〇社に対する売掛金の回収金、など)であることから、つなぎ資金は銀行にとって比較的融資を行いやすい資金使途であるといえます。

つなぎ資金を借りる場合には、実際に行われたその入金額を返済原資とし、その入金を、融資を行う銀行の口座とすることが条件となります。

また、つなぎ資金への融資(つなぎ融資といいます)は、その入金日を期日とした期日一括返済の手形貸付により行われます。

つなぎ資金の借り方

つなぎ資金は、何らかの入金が見込まれる場合のその入金額を返済原資として借りることとなりますので、その入金は確実に行われるものでなければなりません。

したがって、固定資産売却の例では、売買契約書を提示する等、入金が行われることのわかるエビデンスを銀行に提出しましょう。

また、売買契約が有効なものであっても、買い手の財務状況によっては、期日までに入金がなされない可能性がありますので、場合によっては申込をした会社のみならず、買い手についても調査が行われることがあります。